自然に癒される日本の絶景3選

日本国内にはその地域が誇る海、川、山、森を含む絶景が数多くあります。ここでは、特に美しい自然で有名な場所を3つご紹介します。
奥入瀬渓流
青森県の十和田八幡平国立公園内に、14kmに及ぶ奥入瀬渓流があります。国指定の特別名勝、天然記念物に指定されており、多くの美しい滝が見られることで知られています。樹木に囲まれた中、静かに、時に激しく流れる水のせせらぎは、古来からの豊かな自然を感じさせてくれます。紅葉の時期は森が色とりどりに染まり大変美しく、多くの人が紅葉を目的に訪れます。
白谷雲水峡
「もののけ姫」の森のモデルとなったと言われる白谷雲水峡は、屋久島北部にある渓谷です。423.73ヘクタールという広大なエリアに、古代からの自然をそのまま閉じ込めたかのような空間が広がっています。苔に覆われた木や巨石で構成された原生林が特徴で、また樹齢何千年を誇る屋久杉があることでも有名です。その幻想的な光景は、まさに精霊や神が宿っているかのようです。猿や鹿、リスなど野生の動物も多く生息し、森独自の生態系を形作っています。
摩周湖
世界で2番目に透明度が高い湖、摩周湖は北海道の阿寒摩周国立公園内に位置する湖です。「摩周ブルー」と言われる、美しく鮮やかな青色の湖面がよく知られています。古くからアイヌ人には「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と呼ばれ崇拝されてきた聖域です。晴れた日には、青く冴えた湖面と周りの山々が合わさった素晴らしい景色を見ることができます。また、霧が発生した際には、濃い霧が湖全体を覆い神秘的な光景が生まれます。