文化財と世界遺産の島、宮島

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こちらでは、日本三景のうちの一つである宮島(厳島)について紹介します。宮島は広島県に属する離島で、別名「安芸の宮島」とも呼ばれ、海の中に立つ大鳥居を備える厳島神社、そして島内を歩き回る野生の鹿と触れ合えることで有名な景勝地です。

宮島の歴史

宮島にはすでに旧石器時代に人が渡った痕跡があり、古代から自然崇拝の対象として人々に敬われてきました。言い伝えによると、593年にある豪族が神託を受け厳島神社を創建し、平安時代には平清盛の厚い保護を受け代々平家の信仰を受けてきました。16mの大鳥居は1875年に再建され現在に至っています。

島内の弥山山頂からの瀬戸内海の風景も人気で、伊藤博文はこの様子を「日本三景の一の真価は弥山頂上からの眺望に有り」と褒めたたえています。これを機に明治時代に山道が整備されました。1900年には定期航路が開かれ、現在では頻繁にフェリーが本州と島を往来し、多くの観光客を運んでいます。

1952年には、島全体が国の特別史跡及び特別名勝に指定されました。

宮島の見どころ

宮島は島全体が貴重な文化財や場所で溢れています。神社までの参道にはお土産屋や飲食店が連なり、新鮮な牡蠣料理や名物のもみじ饅頭を味わうことができます。

厳島神社では、本殿・拝殿・回廊などの6棟は国宝に、14棟が重要文化財に指定されています。神社が所蔵する美術品は平家由来のものが多く、国宝・重要文化財が多くを占めます。日本三大舞台に数えられる神社の平舞台、夏に行われる「管絃祭」も伝統芸能として人気の高いイベントです。弥山の原始林は、国の天然記念物に指定されており、豊かな自然で知られています。