京都で必見の寺社3選

京都は日本の中でも海外からの観光客に一番人気の場所です。特に、歴史を感じられる古く美しい寺、神社の地名度では、右に出るものはいないでしょう。ここでは京都で絶対に訪れておきたい寺社を3つ紹介します。

清水寺

「清水の舞台から飛び降りる」ということわざにもなっている清水寺は、778年に創建されたと言い伝えられる京都内でも数少ない大変古い寺院です。ユネスコ世界遺産に登録されており、国内外から多くの人が訪れます。清水の舞台と呼ばれる本堂は、山の斜面に突き出すように作られており、京都市内を一望できる展望スポットとして有名です。本尊は千手観音を奉っています。清水道と呼ばれる約1.2kmの参道には、多数の土産物屋が軒を連ね、大変賑わっています。

伏見稲荷大社

全国に3万以上あるという伏見稲荷(お稲荷さん)の総本社です。創建は708年~715年とされ、宇迦之御魂大神、佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神の五神を奉っています。境内の建築物の多くが重要文化財に指定されているのに加え、赤い鳥居が回廊のようにずらりと連なる参道の「千本鳥居」は大変有名で、多くの参拝客を集めています。

金閣寺(鹿苑寺)

寺そのものの名称は鹿苑寺ですが、金に輝く美しい舎利殿を持つことから、「金閣寺」という名の方が有名です。室町幕府3代将軍足利義満が1397年に創建しました。1950年の放火により焼失したため、現在の建物は1955年に再建されたものとなります。庭の大きな池に金色の寺が映る様子は「逆さ金閣」と呼ばれ、人々の目を楽しませています。